訪問PT

訪問PTは週2回でした。介護保険で1割負担なので、僕専属のトレーナーですが”えっこんなに安いの?”と目玉が飛び出るほど安価にサービスを受けることができます。
自費のリハビリも色々あるようですが、マンツーマンのリハビリで自費だったらいくら掛かるんでしょうか?恐ろしいことです。
ちなみに入院していた時OTの先生から「toroさんは収入あるから介護保険の負担割合は3割とかじゃないですか?」と言われましたが、
特定疾病にかかった65歳未満の介護保険第2号被保険者(僕のこと)にかかる介護サービスの費用については1割負担です。介護保険法にそう書いてあります。」と言いました。
社労士に受かってもいないのに嫌なオヤジですよね。社労士に受からなければただの嫌な物知りおじさんです。ごめんなさい。
ちなみに頂いた介護保険の保険証にもデカデカと”1割”と書いてありました。大変ありがたくその恩恵を受けることにします。
65歳以上の介護保険第1号被保険者の負担割合、特に収入のある方については年々上昇していっています。
復職できるほどの人が介護保険を使うってどうなの?と言われているようですが、復職を目指す現役世代の負担割合は1割に留めておいてほしいものです。
復職してまたバンバン介護保険料を納める立場になるのですから。
ちなみに訪問介護ステーションからもらう領収書は確定申告の医療費控除に使えますので、忘れずに取っておきます。
初めて訪問PTさんが来た時、名目上は訪問看護ですので看護師さんも来て面談しました。家の色々なところを皆で見て回ります。この動作はできますか?階段はどうやって昇り降りしますか?どこか難しい動作はありますか?
「お風呂に入れますか?」とPTさんと看護師さんが聞いてきます。その時はまだ夏の終わりで暑かったので入浴はシャワーのみで、浴槽に浸かるということをしていませんでしたが、
動作自体はOTで練習していたので「やってみます」とその場は答えました。看護師さんが「介助しましょうか?」と言いますがさすがに恥ずかしい・・・。
その夜初めてお風呂に入ってみました。OTで教わった動作を思い出しながら浸かります。バッチリ出来ました。ポイントは立ち上がりの動作でしょうか。
PTでは復職を想定し、家の周囲(結構坂が多いです)を歩いたり、最寄りの駅に行って改札口までの階段を昇ったり、石ころだらけの不整地を歩いたりしていました。スマホの万歩計が楽しみです。距離が伸びてゆくと嬉しいものです。
また、満員電車を想定して急に押された時のバランスのとり方を練習したり、雨の日は室内でサッカーボールでキャッチボールしたり、
PTも最後のあたりでは復職を見据え週1にしてもらい、サッカーボールでパスの練習などをしていました。ベッドに座っていても体幹が定まっておらず倒れてしまっていた頃から比べると夢のようです。