一宮めぐりの旅(12/26)

GWはギリギリ納車された車で色々回っていました。ディーゼルのトルクは強烈で、高速道路の走行になんの不満もありません。が、それはまた置いといて、

千里浜なぎさドライブウェイ

もう去年の話になりますが、年末年始で中四国の一宮を巡ったときの話です。まだ昔の車(セレナ)で回っていたときのことを記憶を頼りに書いてみます。

 

妻と子どもたちを名古屋駅から新幹線に乗せて、私(と犬)だけで実家の岐阜に帰りました。明日は伊勢神宮に行こうと思っている、一緒に行こう、と母に言うと、母は「付き添いは多いほうがいいでしょ」とか言って何処かへ電話を掛け始めて、「ジムの友達も一緒にと誘った」とのこと。なんで電話する前に私に相談してくれないのでしょうか…。思い立ったら即行動、というのは昔から変わらないです。

仕方ない、犬に留守番をお願いし、翌朝5時起きで母の友達を拾い、伊勢神宮へ向かいます。母の友達もお子さん(私と同年代のようです)が脳出血だったそうで、「今はトライアスロンしてるよ」とのこと。まあ人それぞれですよね。軽かったのかな。そんなこんなで母と友達はガールズトーク(?)で楽しそうなので放っておきます。

いつもの年末年始は東名阪のあたりは非常に混んでいるのですが、人より早いお休みのおかげで全然混んでない東名阪を快調に走っていると、鈴鹿のあたりで雪がちらつきはじめました。おっ、予想通り。スタッドレス必須だよなぁ。と思っていたら松坂のあたりで雪は止んで曇りに。外宮に着く頃にはピーカンの晴れ空に。

伊勢神宮-外宮

実は伊勢神宮に行くのが初めての私、外宮-内宮と巡るのが一般的らしいので外宮から行ってみました。それにしても晴れてよかった。時間が早いせいか、コロナのせいか、駐車場も空いており人もおらず気持ち良い。伊勢神宮に行くのは実は初めてなのですが、きれいに掃き清められた砂利が心地よいですね。砂利道は麻痺足が取られやすいので苦手ですが、ここはそんなことはなかったです。

伊勢神宮外宮御朱印

外宮の御朱印をゲットです。ただのハンコと日付だけで非常にシンプル。実はこの一宮めぐりの御朱印帳、それぞれのページに御朱印を押すべき神社の名前が書かれており、最初の2ページは空白で一見何も書かれていないように見えるのですが、最初の2ページは伊勢神宮専用ページで、この画像の「令和」の右隣によく目を凝らしてみると豊受大神宮(外宮)と書かれているのです。芸が細かい。

さて次は内宮です。日本一のパワースポット(?)、どうでしょうか。この頃になると人も車も増えてきて内宮の駐車場には入場待ちの車列ができていましたが、事前に調べていた通りに案内の人に手帳を見せて車列をスルーさせてもらい、内宮に一番近い身障者専用駐車場に案内してもらいました。

内宮の身障者用駐車場

ほぼ内宮の入口の脇です。これはありがたい。

伊勢神宮-内宮1

実は日の出の時間くらいにここに着くように計算して行ったのです。初日の出はこの鳥居の中央から上がるそうです。この日はちょっとずれていますが実に神々しい。

伊勢神宮-内宮2

母と友達が写っていますのでモザイクを掛けております。内宮は外宮よりちょっと歩きます。参道もかまぼこ状になっており左右で高さが違うので砂利と併せ片麻痺には結構ハードルが高い。最後の石段も含め良いリハビリになりました。パワースポットの件、個人的には内宮より外宮のほうが「力」を感じました(比較するのもアレですが、感動で涙を流した一番「力」を感じた神社があるのですがそれはまた後で)。

伊勢神宮内宮御朱印

内宮御朱印、ゲットだぜ!御朱印帳の1ページ目(内宮指定ページ)にデーンと押してもらいました。

おはらい町通り

さて、小腹がすいたのでおはらい町通りを散策します。と言うかおはらい町通り=おかげ横丁だと思っていましたが違うようです。お目当ては唯一つ、赤福本店!おはらい町通りの一番端(内宮の反対側)にあり、身障者用の駐車場から一番離れたところにあるのでヒイヒイ言いながら歩きました。上の写真に見えている「赤福」の文字は支店の看板です。人混みに隠れて見えない一番奥が本店です!

赤福本店

東海地方に住んでウン十年、「赤福」の文字を見ない日はなかったのですが、初めての本店です。店内で出来たての赤福をお茶とともにいただけるのでかなりの人が並んでいます。座敷と縁側があるのですが、五十鈴川を見ながら喫食できる縁側が人気があります。僕は片麻痺で座敷が苦手なので縁側を希望しました。

赤福盆(230円)

たったの230円で赤福とほうじ茶を頂けます。素晴らしい。できたての赤福はお餅の柔らかさが違います。しかし歩き疲れた体に甘味が染み渡る…はあ、ウマイ。

さて、三重県には伊勢神宮は別格として、結構な数の一宮があります。伊勢神宮ついでに(?)やっつけてやろうと伊勢神宮の別宮である伊雑宮に行ってみることにしました。内宮から車で小一時間でしょうか。

伊雑宮

外宮・内宮と違い、かなりこぢんまりとしています。天照大御神の御魂をお祀りしている神社なのだそうです。東海地方に住んでいる方には田植えの行事で有名ですね。

伊雑宮御朱印

伊雑宮御朱印も内宮・外宮と同じくシンプルですね。

さてこのあたりでお昼になりました。伊雑宮の近くに鰻屋があり、香ばしいいい香りが伊雑宮まで漂っています。この鰻屋、結構有名なのだそうですが調べたところ座敷席のみだったので断念し、「雪も心配だから」という名目で戻りながら考えることにしました。母の友達はうなぎが食べたそうな感じでしたがこれは私のための旅行です!

松坂のあたりでかなり降ってきましたが積もるほどではなさそうだったので、そうだ、あそこにしよう、と四日市ICで降りて、倒れる1ヶ月前に弊社の四日市の事業所に出張したときに昔の上司に連れてもらって行ったまぐろレストランに行ってみることにしました。

まぐろレストラン

これは食べ終わったときに撮った画像ですが、かなり雪が強くなって積もり始めています。四日市でマグロ?と思われがちですが、ここはマグロの仲卸業者がやっているレストランだそうです。中は社員食堂みたいで殺風景ですが、安くてウマイ空いてる穴場でした、でしたと言うのは、昔の上司は四日市の事業所に勤務していたのでこの辺は庭みたいなもので、社員食堂代わりに使うくらいかなりおすすめだった…のですが最近メディアに露出して激混みになってしまったのだそうです。実はこのGWにも(鮭のカマを買いに)行ったのですが某テーマパークか!と思うくらいの混み具合でした。

大トロ丼とはまぐりラーメンセット

これで2200円(味噌汁を+200円ではまぐりラーメンに変更)です。お盆を持って運べないので席の確保は母に、母の友達にお盆の持ち運びをお願いしました。「付き添いは多いほうがいいでしょ」という言葉の意味が今更ながらわかります。老若介護か!しかしここのマグロはうまいうまい。倒れる前に行ったときは1000円のマグロ丼を食べたはずですが画像が残っていない。何故でしょうか…?添え物扱いだと思っていたはまぐりラーメンも大きなはまぐりが4つも入っていて麺もコシがあって美味しかったです。おみやげコーナーの海産物もお手頃なものが多く、ここは万人におすすめできるところだと思います。うなぎが食べたそうな感じだった母の友人も大満足のようでした。

さて、名二環経由で実家の岐阜に帰ります。西尾張地方は真っ白で5センチくらいは積もっている感じでしたが、実家周辺は雪が降った気配ゼロ。名古屋のあたりはちょうど本州が窪んでいるところで雪の通り道になり、名古屋でも20センチくらいの積雪になることはザラですが、岐阜はそれでも積雪0ということは結構あります。でもこのあたりを年末年始に通過移動する人は最低でもチェーン、できればスタッドレスの装備が必要です。

実家に着いてもまだ2時でした。ジムのプールにに行くという母(元気だなあ!)を横目に私は実家で休養。

鮑ステーキ肝ソース

晩御飯は母とgo to eatを使って実家近くのイタリアン。ノンアルコールのワインが置いてあり、カメリエーラは僕が片麻痺だとわかると「カットしましょうか?」と提案してくれました。美味しかったぁ。初日からかなり激動でしたが、なんとか無事にこなせました。

なんだか一宮めぐりなのかグルメ旅行なのかわかりませんが、こんな感じの記事がしばらく続きます。片麻痺者がこんな工夫をして旅行をしているよ(というか事前の調査が全てですが)、という感じで見てくだされば幸甚です。

車を購入しました(2)

前回の記事からもう2ヶ月半も経ってしまいました。

もう来週車が納車されるので、3回続くかな、と言っていたシリーズも2回でやめます。一宮巡りの記事もまだ途中ですし。

 

車の選定ですが、家に近いディーラーのSUVから選ぶことにしました。

トヨタハリアー

マツダ(CX-5)

アウディ(Q5)

 

アウディのディーラーは他よりちょっと遠いしお値段的に敷居が高そうですが、試しに応募した24時間試乗モニタが当たってしまったので…。

外車ディーラーは入るのにも緊張します。ましてや片麻痺の障害者が入っていくのはどんな目で見られるか、と躊躇していたのですが、メールでやりとりしていた営業さんは快く応対してくれました。

これは他のディーラーさんでも同じでした。ドアや段差もサポートしてくれたし椅子も引いてくれます。こいつ車なんて運転していいのか?と怪訝に見られるかと思っていましたが、全くそんな事はありませんでした。

さて、外車は右ハンドルでも左ウインカーなので左片麻痺には大変なのですが、慣れるとなんとかなりそう、更にウインカーレバーを延長して右に持っていく改造をすればもっとなんとかなりそうですが、困ったのがACCの設定もハンドルの左側で走っている最中では設定はほぼ不可能。

24時間試乗ということで高速含め300キロほど走りましたが全然疲れず(コストコ買い物行ったり御朱印貰いに行ったりしていました)、高速の安定性はフルタイム4WDだけあって抜群でディーゼルのトルクも相まって乗りやすさは最高でした。

外から見たらボディが結構大きめかな?とも思ったのですが運転してみると見切りもよく大きさを感じさせません。

お値段の方も営業さんもかなり頑張って値引きしてくれたのですがACCの設定が…ということで泣く泣く(?)候補から外しました。

 

次にトヨタハリアーですが、いきなり営業さんから「今ご契約されても納車予定は来年の1月以降になります!」と言われびっくり仰天。なんと1年待ち!これでは車検に間に合わない…。

世界的な電子部品の納期遅延で全メーカー納車が遅れているとは聞いていたのですが、商品改良のマイナーチェンジと相まってこんなことになっているそうです。

トヨタの「かんばん方式」の悪いところがモロに出てしまっていますよね。車検の方は営業さんが最低限の車検だけ通してその値段分見積もりから引いてくれる、とか提案してくれたのですが、エアコンが持ちそうもない。

ハイブリッドを試乗してみたのですが確かに静かさはNo.1でした。ACCも右側にあって走りながら操作できる、しかし外装のカッコよさに比べて内装のチープさ(トヨタの他車種と共通なのがまるわかり)が目に付きます(乗っている人がいたらすみません)。

乗り心地、トルクもアウディと比べたら…(比べるのが酷ですが)ディーゼルのトルクはやっぱり僕にはあっているようです。

 

最後にマツダのCX-5に乗ってみました。

マツダ?と妻は怪訝そうにしています。身内にマツダ関係者がいたのと、義父がマツダの車に乗っていてあまりいいイメージを持っていないようです。

ユーチューブでけっこう良い評判だったので…そしたらこれがドンピシャ。

室内も広めで乗り心地もかなりいい(目をつぶって乗るとアウディと変わらないのではないでしょうか。実際子どもたちと妻は試乗の後半車内で寝てしまっていました)。

装備も充実しており(シートクーラーなんてトヨタにもない)、内装のチープさもありません。とてもアウディの定価ベースの半値とは思えない…。

そしてディーゼルのトルク。いきなり試乗に行って高速も走らせてもらいましたが、やっぱりディーゼルのトルクはいいです。マツダスカイアクティブディーゼルはチョイ乗りだと色々不具合多いと聞きますが、私の使い方(通勤と子供の塾の迎えで空いている道30km/日)では問題ないでしょう。

そして納期も「今なら5月連休に間に合うと思います」とのことでした。部品の調達の問題はマツダさんにはないようです。

そして値段も…たまたま行った日が営業会社のお偉いさんが来ていた日のようで偉い方直々に挨拶に来てくれ結構頑張ってくれました。

マツダのSUVはCX-5より一回り大きくて8人乗りのCX-8とか秋?に出る予定のCX-60とかありましたが、前者は大きさの問題、後者はいつ出るかわからず車検とエアコン不調の問題もあったのでCX-5に決めちゃいました。

 

来週30日納車です。これが僕にとって最後の内燃機関の車だと思いますが、ディーゼルってのもいいんじゃないかと思っています。

車を購入しました(1)

前々からちょくちょく書いているのですが、
我が家の車(兼私の通勤車)は10年物の13万キロ走ったミニバン(セレナ)です。
シートアレンジも豊富で荷物もいっぱい積めますし、子どもが赤ん坊の頃から重宝しているのですが、
今年11月に車検を迎えること、色々ガタが出てきたこともあり
車を購入することにしました。
初年度登録から10年超えると自動車税がアップしますが、私は免除なので対象外です。
しかし、ブレーキパッド交換、ドライブシャフトブーツ交換と車検の費用がとんでもなく掛かりそうです。
特に悲惨なのが、ラジエーターに2個付いている冷却用電動ファンの片方が壊れており動かないので、
エアコンを付けて信号待ちや渋滞になると水温がグングン上がりオーバーヒートの危険性があり、エアコンを切り窓を全開にする必要があるため、

今般の猛暑ではめちゃくちゃストレスです。
(ファン交換見積は5万円ほどでしたがもっと掛かりそう)

 

また、車を購入する事にあたっては3つの要望がありました。
・安全装備が欲しい
片手運転なものですから、気をつけて運転しているつもりでもヒヤリハットが多々あるので、
自動ブレーキ、ブラインドスポットモニタ(BSM)、アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)などの安全装備が欲しい。
・乗り降りが楽なこと
今のセレナだと立った位置から体を屈めずすっとそのまま着座できて降車も問題ないのですが、
妻の車(ムーヴキャンバス)では体を屈めて乗り込んでよいしょっと足を出して降りなくてはなりません。
ミニバンタイプの軽自動車でもこんな塩梅なものですから、セダン、コンパクトカーは除外。
・高速で強風が吹いた時煽られないこと
遠出が結構多い我が家、高速で強風が吹くと常時細かく、ときに大きくハンドルで修正をかけなければなりませんでした。
片手運転でハンドルをきっちり保持できない身としては無茶苦茶疲れます。
特に一宮めぐりで徳島に行った時、明石海峡大橋を渡る時に強風で煽られて1車線ほど吹っ飛びました。怖かったぁ…。
(このことはまだブログに全然書けていませんが…)
そこで、車体の大きなミニバンは除外。
燃費が良いこと、安価なことは当然です。

 

ひょんなことから(?)そんなこんなでSUVを買うことに決定しました。

3回位つづくかな?

一宮めぐりの旅(12/25)

というわけで、一宮めぐりを兼ねた帰省の始まりです。

帰省はいつも私と妻の実家の双方に車で行っているのでかなり大掛かりなのです。

私の実家と妻の実家は同じ方向(西日本?)なのでいいのですが、

例えば仙台と大阪とかだったら大変だったでしょうね。

(会社でそういう人がいて、一年おきに交互に行っているそうですが)

長期間に及ぶので、食品が悪くならないよう、妻は1ヶ月ほど前から食材の消費には気を使っています。

出発の前日にちょうど冷蔵庫の中身が空になるように計算して行くわけです。

実際、私が突然倒れたときは単身赴任先の冷蔵庫が大変なことになりました…。

なので、出発の前日となったクリスマスイブの夕食は、

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ケンタのクリスマスバーレル

予約しておいたコイツで済ませます。

ゴミが出ますがそのまま持っていって実家で捨ててもらいます。決してSAのゴミ箱には捨てるようなことはしません。

クリスマスのディナーと未だにサンタさんを信じている子どもたちのプレゼントやらで就寝は遅くなってしまいました。

 

翌日の出発は6:30と家族に伝えました。実際出発したのは7:30でしたのでそれを見越しての伝達です。

いつも通り圏央道から東名、新東名を通って名古屋に向かいます。

妻は帰省ラッシュを心配していましたが全然高速は空いており、快調でした。

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駿河湾沼津SA

いつもは駿河湾を見下ろす絶景が見られるこのSAもどんよりとした感じですが、ここで買ったパンなどで軽めの昼食を車内で取ります。他にも連れている犬の散歩やらトイレやらでちょくちょくSA・PAに寄って休憩します。

長時間運転していると回復期病院退院直後は麻痺足の土踏まずが痛くて仕方ないのでよく休憩していましたが、今は麻痺足の緊張が強くなり歩く(というか立つ)と軽快するので休憩しています。

 

しかし、SAの「思いやり駐車場」、車にマークも何も付けていない見た感じ健常者の方が居座っているのは何とかならないんでしょうかね?

”トイレに近い大きめの駐車スペース”といった風情で利用している大型SUV・ミニバンの若い家族・カップルが非常に多い。

私は車のドアを大きく開けなければ乗降するのが難しいので利用させてもらっていますが、車椅子の方は更に大きなスペースが必要かと思います。

障害者の外出や旅行を促すためにも、思いやり駐車場の拡充と利用マナーの遵守を希望します。

 

いつも名古屋に向かうのに新東名を利用しており、妻と私で代わる代わる運転していこう、と決めていたのですが、

高速道路に慣れていない人(特に妻)にとっては新東名は結構怖いらしく、ほとんど私が運転していました。

なぜ怖いか、私が分析するに2つあると思います。

1.静岡県内の120km/h制限区間が怖い

100km/hでも怖いのにその上、となると怖いのでしょう。

2.無理な追い越しをかけるトラックが出没する

三車線区間ではトラックは一番左の車線を走行することになっていますが、80km/hで走行するトラックを無理やり82km/hくらいで追い抜こうとするトラックが真ん中の車線に出てくるのです。真ん中の車線では乗用車が120km/hで走っているのでトラックの動きを予測できなければ…。といった感じでしょうか。

新東名開通時に一番左の車線を塞ぐためについていた謎のポール(通称猪瀬ポール)が完全撤去されており、トラックと乗用車の区分ができたのはいいのですが…。

 

余談が過ぎました。なんやかんやで名古屋に到着したのは15時頃でした。オミクロンが心配ですが、妻と子どもたちを名古屋駅で下ろし、新幹線で先に妻の実家に行ってもらいます。なぜこういう事をしたのかというと、子どもたちはいとこたちに早く会いたい、私は犬を実家に預かってもらって東海~近畿の一宮めぐりをしたい、という利害(?)が一致したためです。三人がけの席で移動せず誰とも交流しないぶんには大丈夫でしょう。妻は心療内科での放火事件もあり、新幹線内のテロを心配していましたが…。

さて、久々の名古屋駅太閤通口は私が学生時代見た喧騒そのままでコロナなど無いかのようでした。でしたが人が多すぎて駅前ロータリーから脱出するのに結構時間がかかりました。私の実家には16時半頃到着しました。この日は一宮巡りをせずに移動だけです。完全に想定の範囲内のスケジュールでした。

 

(つづく)

全国一宮めぐりを開始しました

コロナが落ち着いてきたので帰省の計画を立てていました。

ただ帰省するだけじゃ面白くない、なにか目的のある旅にしよう。

ということで前々から考えていた全国一宮めぐりを絡めて行くことにしました。

一宮めぐりは一の宮巡拝会のページにに詳しいのですが、要するに各県(令制国)にある歴史ある主要な神社のことです。

四国八十八箇所巡りのようなものですが、全国各地を回れるのでこりゃ都合がいい、全国に一宮は100箇所以上あるのでリハビリがてら、というか今後一生をかけたライフワークとしてやってみようと思っていたのです。

 

こんな専用の御朱印帳も入手していました。

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一宮めぐり専用御朱印

なんと送料込みで6000円以上もするものです。立派な装丁ですがデカい!

普通の御朱印帳の三周り位大きいでしょうか。

出版社から直接買ったのでオマケに色々地図を付けてくれましたが、

片手しか使えないこのポンコツな体では予めスマホのグーグルマップにピンを刺しておいて見たほうが全然ラクなので持っていきません。

 

まずはよく散歩に行く近くの武蔵国一宮である大宮氷川神社から始めます。

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武蔵国一宮氷川神社

実は一宮めぐりの専用御朱印帳があまりにも高いので、

送料をケチろうと社務所に行って聞いてみたら「こちらでは取り扱っていません!」とのことだったので仕方なく通販でゲットしたのでした。

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武蔵国一宮氷川神社御朱印(1/107)

記念すべき最初の御朱印は地元の氷川神社と相成りました。

メッセンジャーバッグにデカい御朱印帳を入れて持って行ったので片手で取り出すのに難儀していたら、後ろの御朱印待ちのご婦人が「お手伝いしましょうか?」と言ってくださったので助かりました。

 

実は武蔵国にはもう一つ一宮があって、これまた近所の氷川女體神社です。歴史的には府中の大國魂神社あたりじゃないのか、とも思うのですがこちらなのだそうです。

面白い名前ですが氷川神社が男体社(男性の神様:須佐之男命)なのに対し氷川女體神社が女体社(女性の神様:奇稲田姫命須佐之男命の妻)で一つなのだとか。

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武蔵国一宮氷川女體神社

近所ですがさすがに散歩で行く距離ではないので2回ほどしか参拝したことはありませんが、いい感じに雰囲気のあるパワースポット(のような気がします)です。

ちょっと階段が急ですが手すりがあるので登れますし、登れなかったら境内の脇まで車で行けます。

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武蔵国一宮氷川女體神社御朱印(2/107)

実はこちらの社務所には一宮めぐり専用御朱印帳が売っていたのでした。チャンチャン。

 

さて帰省だ、巡るぞーと思ったらオミクロンが出てきて妻とこの帰省どうしよう?という話にもなったのですが、

批判するわけではないですが証券税制の迷走やオミクロン感染者の全員入院対応を見るに今の政権は年金生活者のお年寄りの支持率のことしか考えていない(ように私には見える)のでロックダウンも躊躇なくカジュアルに閣議決定とかでやるだろう、そうなったらもう今後二、三年は旅行どころではない、

ということで決行することにしました。もちろん考えうる限りの感染防止対策は行っていきます。

車移動主体で一宮参拝も元旦を避ければいいだろう、車も私の体と同じくポンコツで10年超えの走行距離13万キロ超えですが、車検以外に定期的に整備に出しておりコンディションはバッチリです。

住んでいる辺りはめったに雪は降らないのですが、通勤に使っている車なので12月にはスタッドレスタイヤに変えています。何しろ冬の名神or新名神を走るのでスタッドレスは必須です。

そして回る順番や通行止めになった場合に通るルートなど、各ポイントとその行程でプランA~Cまで3つほど準備しておいて紙の上で何時頃到着しそうか、休憩はここで、食事はここの名物を食べよう、など綿密にシミュレーションをしておきます。今の時代、車移動でもJARTICの渋滞予測を見てグーグルで検索しておいてストリートビューを見ておけばまず失敗はありません。いきあたりばったりに無計画に旅行して騒いだ(と私は思っています)かの車椅子ユーザーの方のようなことは絶対にしません。

 

健常者でも障害者でも旅行は予習が全て。実際の旅行は答え合わせにすぎないと思っています。

 

ということで続きます。

Kindle

もうすぐお誕生日なので、プレゼントにKindleを買ってもらいました。

本を読むのは大好きなのですが、片手では非常に読みづらい(文庫ならなおさら)。

めくったページに麻痺手を置いておくことはできるのですがしびれが強くなって不快なのです。

そういうこともあって読書からは遠ざかっていたのですが、Kindleであれば、画面タップで片手でページをめくれますし寝転がっても暗いところでも読めます。

文字の拡大縮小も自由自在ですし、なんと言ってもKindleのe-inkはコントラストが強く、液晶で読んでると目が疲れますがKindleは紙で読むのとそんなに変わらない感じで読めます。

いいプレゼントをもらった(お願いしたのですが)と思いましたが、

新モデル発売に付き安売りしてたKindle PaperwhiteではなくKindle Oasisにしておけばよかったなあと。

Paperwhiteは画面タップでページめくり・戻りなのですがOasisは物理ボタンでページめくり・戻りなのです。この差は大きい。

画面タップだと無意識のうちに画面を触ってしまってページをめくったり戻したりして結構ストレスが溜まるのですが、物理ボタンであればそんなことも無いのでしょう。

 

…しかし、2個ボタンが付いただけで値段が倍以上違うのは解せませんが…

 

Kindleで何を読んでいたかというと、司馬遼太郎の「燃えよ剣」です。

中学生の頃に読みましたが、映画を見に行くので予習のために読みました。

今や文庫でしか買えないこういった本も、Kindleなら片手で読みやすく楽しめました。

映画の方も無論楽しめました。予習しておいてよかった。

しかし映画、最近は1900円になっちゃってるんですね。僕のほうは手帳で1000円ですが、ありがたいことです。

 

来年には僕の大好きな「峠」も映画化されるのですが(主演の役所広司は僕のイメージの河井継之助にしては年寄りすぎて解せませんが…)こちらもKindleで予習・復習したいと思います。

同窓会

昨日は大学の研究室の同期との同窓会でした。

いつもは「〇〇研キャンプ」と称して毎年子連れでどこかのキャンプ場に集合しているのですが、

こんなご時世ですのでzoomで同窓会です。

いつもは「終電があるから」と終えるタイミングがweb飲み会だとつかめなくて嫌なものですが、

気心の知れた仲間との学生時代と変わらないくだらない話はいつ果てるともなく続き、

なんと夜2時まで続いてしまいました。みんないい歳したおじさん・おばさんで日本一の大企業に勤めてる奴も大学の先生やってる奴もいるのに。

みんなには私の病気は伝えてありますので気を使ってくれますが、どうも治る病気だと思われているっぽいので伝えるのは大変です。

一人中国の広州から参加してるやつが居て「中国はみんなマスクしてないしコロナなんてまったくないかのように生活してるよ」なんて言っていましたが、

「でもコロナが一人でも出ると都市封鎖されて帰れなくなるから先日の長い休み(国慶節)でも旅行しなかった」とのことです。

日本みたいにユルユルだけど自由で縛りのない生活のほうがいいですね。

日本も感染しそうな人はあらかた感染して収束に向かってるのかな?なんて思ってますが、

仲間とキャンプに行けるようになるまでもうすぐだと思います。

気を抜かないようにしないと。