車を購入しました(1)

前々からちょくちょく書いているのですが、
我が家の車(兼私の通勤車)は10年物の13万キロ走ったミニバン(セレナ)です。
シートアレンジも豊富で荷物もいっぱい積めますし、子どもが赤ん坊の頃から重宝しているのですが、
今年11月に車検を迎えること、色々ガタが出てきたこともあり
車を購入することにしました。
初年度登録から10年超えると自動車税がアップしますが、私は免除なので対象外です。
しかし、ブレーキパッド交換、ドライブシャフトブーツ交換と車検の費用がとんでもなく掛かりそうです。
特に悲惨なのが、ラジエーターに2個付いている冷却用電動ファンの片方が壊れており動かないので、
エアコンを付けて信号待ちや渋滞になると水温がグングン上がりオーバーヒートの危険性があり、エアコンを切り窓を全開にする必要があるため、

今般の猛暑ではめちゃくちゃストレスです。
(ファン交換見積は5万円ほどでしたがもっと掛かりそう)

 

また、車を購入する事にあたっては3つの要望がありました。
・安全装備が欲しい
片手運転なものですから、気をつけて運転しているつもりでもヒヤリハットが多々あるので、
自動ブレーキ、ブラインドスポットモニタ(BSM)、アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)などの安全装備が欲しい。
・乗り降りが楽なこと
今のセレナだと立った位置から体を屈めずすっとそのまま着座できて降車も問題ないのですが、
妻の車(ムーヴキャンバス)では体を屈めて乗り込んでよいしょっと足を出して降りなくてはなりません。
ミニバンタイプの軽自動車でもこんな塩梅なものですから、セダン、コンパクトカーは除外。
・高速で強風が吹いた時煽られないこと
遠出が結構多い我が家、高速で強風が吹くと常時細かく、ときに大きくハンドルで修正をかけなければなりませんでした。
片手運転でハンドルをきっちり保持できない身としては無茶苦茶疲れます。
特に一宮めぐりで徳島に行った時、明石海峡大橋を渡る時に強風で煽られて1車線ほど吹っ飛びました。怖かったぁ…。
(このことはまだブログに全然書けていませんが…)
そこで、車体の大きなミニバンは除外。
燃費が良いこと、安価なことは当然です。

 

ひょんなことから(?)そんなこんなでSUVを買うことに決定しました。

3回位つづくかな?

一宮めぐりの旅(12/25)

というわけで、一宮めぐりを兼ねた帰省の始まりです。

帰省はいつも私と妻の実家の双方に車で行っているのでかなり大掛かりなのです。

私の実家と妻の実家は同じ方向(西日本?)なのでいいのですが、

例えば仙台と大阪とかだったら大変だったでしょうね。

(会社でそういう人がいて、一年おきに交互に行っているそうですが)

長期間に及ぶので、食品が悪くならないよう、妻は1ヶ月ほど前から食材の消費には気を使っています。

出発の前日にちょうど冷蔵庫の中身が空になるように計算して行くわけです。

実際、私が突然倒れたときは単身赴任先の冷蔵庫が大変なことになりました…。

なので、出発の前日となったクリスマスイブの夕食は、

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ケンタのクリスマスバーレル

予約しておいたコイツで済ませます。

ゴミが出ますがそのまま持っていって実家で捨ててもらいます。決してSAのゴミ箱には捨てるようなことはしません。

クリスマスのディナーと未だにサンタさんを信じている子どもたちのプレゼントやらで就寝は遅くなってしまいました。

 

翌日の出発は6:30と家族に伝えました。実際出発したのは7:30でしたのでそれを見越しての伝達です。

いつも通り圏央道から東名、新東名を通って名古屋に向かいます。

妻は帰省ラッシュを心配していましたが全然高速は空いており、快調でした。

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駿河湾沼津SA

いつもは駿河湾を見下ろす絶景が見られるこのSAもどんよりとした感じですが、ここで買ったパンなどで軽めの昼食を車内で取ります。他にも連れている犬の散歩やらトイレやらでちょくちょくSA・PAに寄って休憩します。

長時間運転していると回復期病院退院直後は麻痺足の土踏まずが痛くて仕方ないのでよく休憩していましたが、今は麻痺足の緊張が強くなり歩く(というか立つ)と軽快するので休憩しています。

 

しかし、SAの「思いやり駐車場」、車にマークも何も付けていない見た感じ健常者の方が居座っているのは何とかならないんでしょうかね?

”トイレに近い大きめの駐車スペース”といった風情で利用している大型SUV・ミニバンの若い家族・カップルが非常に多い。

私は車のドアを大きく開けなければ乗降するのが難しいので利用させてもらっていますが、車椅子の方は更に大きなスペースが必要かと思います。

障害者の外出や旅行を促すためにも、思いやり駐車場の拡充と利用マナーの遵守を希望します。

 

いつも名古屋に向かうのに新東名を利用しており、妻と私で代わる代わる運転していこう、と決めていたのですが、

高速道路に慣れていない人(特に妻)にとっては新東名は結構怖いらしく、ほとんど私が運転していました。

なぜ怖いか、私が分析するに2つあると思います。

1.静岡県内の120km/h制限区間が怖い

100km/hでも怖いのにその上、となると怖いのでしょう。

2.無理な追い越しをかけるトラックが出没する

三車線区間ではトラックは一番左の車線を走行することになっていますが、80km/hで走行するトラックを無理やり82km/hくらいで追い抜こうとするトラックが真ん中の車線に出てくるのです。真ん中の車線では乗用車が120km/hで走っているのでトラックの動きを予測できなければ…。といった感じでしょうか。

新東名開通時に一番左の車線を塞ぐためについていた謎のポール(通称猪瀬ポール)が完全撤去されており、トラックと乗用車の区分ができたのはいいのですが…。

 

余談が過ぎました。なんやかんやで名古屋に到着したのは15時頃でした。オミクロンが心配ですが、妻と子どもたちを名古屋駅で下ろし、新幹線で先に妻の実家に行ってもらいます。なぜこういう事をしたのかというと、子どもたちはいとこたちに早く会いたい、私は犬を実家に預かってもらって東海~近畿の一宮めぐりをしたい、という利害(?)が一致したためです。三人がけの席で移動せず誰とも交流しないぶんには大丈夫でしょう。妻は心療内科での放火事件もあり、新幹線内のテロを心配していましたが…。

さて、久々の名古屋駅太閤通口は私が学生時代見た喧騒そのままでコロナなど無いかのようでした。でしたが人が多すぎて駅前ロータリーから脱出するのに結構時間がかかりました。私の実家には16時半頃到着しました。この日は一宮巡りをせずに移動だけです。完全に想定の範囲内のスケジュールでした。

 

(つづく)

全国一宮めぐりを開始しました

コロナが落ち着いてきたので帰省の計画を立てていました。

ただ帰省するだけじゃ面白くない、なにか目的のある旅にしよう。

ということで前々から考えていた全国一宮めぐりを絡めて行くことにしました。

一宮めぐりは一の宮巡拝会のページにに詳しいのですが、要するに各県(令制国)にある歴史ある主要な神社のことです。

四国八十八箇所巡りのようなものですが、全国各地を回れるのでこりゃ都合がいい、全国に一宮は100箇所以上あるのでリハビリがてら、というか今後一生をかけたライフワークとしてやってみようと思っていたのです。

 

こんな専用の御朱印帳も入手していました。

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一宮めぐり専用御朱印

なんと送料込みで6000円以上もするものです。立派な装丁ですがデカい!

普通の御朱印帳の三周り位大きいでしょうか。

出版社から直接買ったのでオマケに色々地図を付けてくれましたが、

片手しか使えないこのポンコツな体では予めスマホのグーグルマップにピンを刺しておいて見たほうが全然ラクなので持っていきません。

 

まずはよく散歩に行く近くの武蔵国一宮である大宮氷川神社から始めます。

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武蔵国一宮氷川神社

実は一宮めぐりの専用御朱印帳があまりにも高いので、

送料をケチろうと社務所に行って聞いてみたら「こちらでは取り扱っていません!」とのことだったので仕方なく通販でゲットしたのでした。

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武蔵国一宮氷川神社御朱印(1/107)

記念すべき最初の御朱印は地元の氷川神社と相成りました。

メッセンジャーバッグにデカい御朱印帳を入れて持って行ったので片手で取り出すのに難儀していたら、後ろの御朱印待ちのご婦人が「お手伝いしましょうか?」と言ってくださったので助かりました。

 

実は武蔵国にはもう一つ一宮があって、これまた近所の氷川女體神社です。歴史的には府中の大國魂神社あたりじゃないのか、とも思うのですがこちらなのだそうです。

面白い名前ですが氷川神社が男体社(男性の神様:須佐之男命)なのに対し氷川女體神社が女体社(女性の神様:奇稲田姫命須佐之男命の妻)で一つなのだとか。

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武蔵国一宮氷川女體神社

近所ですがさすがに散歩で行く距離ではないので2回ほどしか参拝したことはありませんが、いい感じに雰囲気のあるパワースポット(のような気がします)です。

ちょっと階段が急ですが手すりがあるので登れますし、登れなかったら境内の脇まで車で行けます。

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武蔵国一宮氷川女體神社御朱印(2/107)

実はこちらの社務所には一宮めぐり専用御朱印帳が売っていたのでした。チャンチャン。

 

さて帰省だ、巡るぞーと思ったらオミクロンが出てきて妻とこの帰省どうしよう?という話にもなったのですが、

批判するわけではないですが証券税制の迷走やオミクロン感染者の全員入院対応を見るに今の政権は年金生活者のお年寄りの支持率のことしか考えていない(ように私には見える)のでロックダウンも躊躇なくカジュアルに閣議決定とかでやるだろう、そうなったらもう今後二、三年は旅行どころではない、

ということで決行することにしました。もちろん考えうる限りの感染防止対策は行っていきます。

車移動主体で一宮参拝も元旦を避ければいいだろう、車も私の体と同じくポンコツで10年超えの走行距離13万キロ超えですが、車検以外に定期的に整備に出しておりコンディションはバッチリです。

住んでいる辺りはめったに雪は降らないのですが、通勤に使っている車なので12月にはスタッドレスタイヤに変えています。何しろ冬の名神or新名神を走るのでスタッドレスは必須です。

そして回る順番や通行止めになった場合に通るルートなど、各ポイントとその行程でプランA~Cまで3つほど準備しておいて紙の上で何時頃到着しそうか、休憩はここで、食事はここの名物を食べよう、など綿密にシミュレーションをしておきます。今の時代、車移動でもJARTICの渋滞予測を見てグーグルで検索しておいてストリートビューを見ておけばまず失敗はありません。いきあたりばったりに無計画に旅行して騒いだ(と私は思っています)かの車椅子ユーザーの方のようなことは絶対にしません。

 

健常者でも障害者でも旅行は予習が全て。実際の旅行は答え合わせにすぎないと思っています。

 

ということで続きます。

Kindle

もうすぐお誕生日なので、プレゼントにKindleを買ってもらいました。

本を読むのは大好きなのですが、片手では非常に読みづらい(文庫ならなおさら)。

めくったページに麻痺手を置いておくことはできるのですがしびれが強くなって不快なのです。

そういうこともあって読書からは遠ざかっていたのですが、Kindleであれば、画面タップで片手でページをめくれますし寝転がっても暗いところでも読めます。

文字の拡大縮小も自由自在ですし、なんと言ってもKindleのe-inkはコントラストが強く、液晶で読んでると目が疲れますがKindleは紙で読むのとそんなに変わらない感じで読めます。

いいプレゼントをもらった(お願いしたのですが)と思いましたが、

新モデル発売に付き安売りしてたKindle PaperwhiteではなくKindle Oasisにしておけばよかったなあと。

Paperwhiteは画面タップでページめくり・戻りなのですがOasisは物理ボタンでページめくり・戻りなのです。この差は大きい。

画面タップだと無意識のうちに画面を触ってしまってページをめくったり戻したりして結構ストレスが溜まるのですが、物理ボタンであればそんなことも無いのでしょう。

 

…しかし、2個ボタンが付いただけで値段が倍以上違うのは解せませんが…

 

Kindleで何を読んでいたかというと、司馬遼太郎の「燃えよ剣」です。

中学生の頃に読みましたが、映画を見に行くので予習のために読みました。

今や文庫でしか買えないこういった本も、Kindleなら片手で読みやすく楽しめました。

映画の方も無論楽しめました。予習しておいてよかった。

しかし映画、最近は1900円になっちゃってるんですね。僕のほうは手帳で1000円ですが、ありがたいことです。

 

来年には僕の大好きな「峠」も映画化されるのですが(主演の役所広司は僕のイメージの河井継之助にしては年寄りすぎて解せませんが…)こちらもKindleで予習・復習したいと思います。

同窓会

昨日は大学の研究室の同期との同窓会でした。

いつもは「〇〇研キャンプ」と称して毎年子連れでどこかのキャンプ場に集合しているのですが、

こんなご時世ですのでzoomで同窓会です。

いつもは「終電があるから」と終えるタイミングがweb飲み会だとつかめなくて嫌なものですが、

気心の知れた仲間との学生時代と変わらないくだらない話はいつ果てるともなく続き、

なんと夜2時まで続いてしまいました。みんないい歳したおじさん・おばさんで日本一の大企業に勤めてる奴も大学の先生やってる奴もいるのに。

みんなには私の病気は伝えてありますので気を使ってくれますが、どうも治る病気だと思われているっぽいので伝えるのは大変です。

一人中国の広州から参加してるやつが居て「中国はみんなマスクしてないしコロナなんてまったくないかのように生活してるよ」なんて言っていましたが、

「でもコロナが一人でも出ると都市封鎖されて帰れなくなるから先日の長い休み(国慶節)でも旅行しなかった」とのことです。

日本みたいにユルユルだけど自由で縛りのない生活のほうがいいですね。

日本も感染しそうな人はあらかた感染して収束に向かってるのかな?なんて思ってますが、

仲間とキャンプに行けるようになるまでもうすぐだと思います。

気を抜かないようにしないと。

もう大変(その3)

その3、で最後になります。そういえばあの西川史子さんが脳出血で入院されて、急性期病院でTMSをされていたそうですね。急性期でTMSをやるのは珍しいと思います。TMSやってる僕の励みになるので、西川さんには良くなってもらいたいと思います。

 

さて、私が肺の要精査でCT撮ってみよう、ってことになった時、配偶者もなんか喉の調子が悪い、息苦しい感じがするということでCTを撮ったんです。

その結果は「甲状腺の肥大」ということでそりゃもう大騒ぎで、やれパセドー病じゃないかいや甲状腺癌だ、と寝ずにスマホで検索すると色々悪い情報しか出てこないわけですよ。そういえば最近体重減ってる(私から見たら全然痩せていませんが)とまあ配偶者は大変でした。

幸いにも甲状腺専門の開業医(!)が近くにあったので見てもらったら(エコーも撮りました)、「柔らかいし癌ではない、単に腫れてるだけで薬でよくなるでしょう」との見立て。

いやでも喉は苦しいしこれは咽頭がんではないか、ということで今度は別の病院に胃カメラの検査をしに行って、癌ではないと判明したのがつい先日でした。そのうち喉のつかえもなくなったようで、子どもの白血病騒ぎからの自分の癌疑惑で心因性のものだったようです。

僕がこのような状態なものですから、残された二人の子どもを自分の姉の養子にする、という算段まで立てていたそうです。それで姉の了承まで取っていたとか。僕はそこまでは考えていませんでした。どれだけ心配性なんでしょうか。いやはや何とも。

ありとあらゆる検査を人間ドックではなく健康保険でやったようなものですから満足なのかな?と思ったら「いや最近物忘れが激しいので脳のMRIも受けたい、あなたがTMSに行ってる脳神経外科に行こう」ということで今画策(?)しています。

なんにせよ、健康第一ですね。私も検査をサボっていたから、こんな病気になってしまったわけですから、疑わしきはまず検査です。

もう大変(その2)

病気の話の続きです。

上の子が最近鼻血がよく出て、腕にも何もしていないのにあざができる、ということで、

「これはやばい病気じゃないか?」と配偶者が疑い、近くの小児科に見せに行ったのです。

その時点での診察は「よくあることで特に何も心配はいらない」とのことでしたが、

診察した当日の夜なぜかその病院から電話がかかってきて「念の為血液検査をしましょう。明日もう一度来てください。」と。

もうこれで配偶者はパニックです。白血病じゃないか?血友病じゃないか?

うーん家系的に血友病じゃないしなあと思っていたのですが、

「大丈夫じゃない?」と私は言っていたのですが、

「根拠なく大丈夫と言わないで」と、それでもう配偶者は眠られなくなってしまいました。

私が倒れたときもパニックになってしまったようなのですが、私の前ではそんな素振りも見せていなかった配偶者がうろたえまくっています。

翌日子どもを連れて血液検査をして、結果は翌日判明するということで待っていたのですが、配偶者は狼狽しまくりです。

で、またその小児科からなぜか電話がかかってきて、「検査結果は問題ありませんでした。」と。

わざわざ電話をかけてくる小児科は本当にありがた迷惑です。

特に最初の「血液検査しましょう」。私もびっくりしました。(もう一回だけ続く)